うつ病はどのように治すのでしょうか<初診>
治すには二つの方向からうつ病をながめてみることがたいせつです。まずは、そのかたが鬱になってしまった背景を患者さんと一緒に考えていきます。どんな環境で生まれて、どのような成長の仕方をされたのか、どのような学校で何を勉強されたのか、社会人であればどんな仕事をされているのか、それらのかていを、ゆっくりこまかく分析していきます。ご自分で考えてみて、あの事があってから心が凹んでしまったと思える出来事がなかったか。凹みの原因、その根っこのようなものが無いかを丁寧に探していきます。
一方で、うつ病の程度がどのくらいであるか、軽いか、中くらいか、重たいか、それを判定するために、アンケート調査のように見えるテストに答えて頂きます。また、現在の心の元気さが、絶好調の時を100点と考えると、何点くらいとかんじておられるのかを答えて頂きます。
この二つの方向からの分析により、なぜ凹んでしまったのか、凹みの程度はどのくらいなのかを判断し、その方にとって最善と思われる治療方法を考えます。どのような変化が患者さんの中で起こっているのかをご説明して、それを改善するには、どのような薬物による治療が必要なのかについて、ご提案します。
休職や休学など社会とのかかわりをどのようにするべきか患者さんとゆっくり相談して決めます。ご希望と必要性におうじて診断書等を発行します、ここまでが初診、2週間以内に再度来院されるようにお願いして、初診が終了します。

コメントを残す