心療内科医のひとりごと

専門用語を使わない心療内科のはなし


うつ病Ⅴ

うつ病はどのように治すのでしょうか<初診>

治すには二つの方向からうつ病をながめてみることがたいせつです。まずは、そのかたが鬱になってしまった背景を患者さんと一緒に考えていきます。どんな環境で生まれて、どのような成長の仕方をされたのか、どのような学校で何を勉強されたのか、社会人であればどんな仕事をされているのか、それらのかていを、ゆっくりこまかく分析していきます。ご自分で考えてみて、あの事があってから心が凹んでしまったと思える出来事がなかったか。凹みの原因、その根っこのようなものが無いかを丁寧に探していきます。

一方で、うつ病の程度がどのくらいであるか、軽いか、中くらいか、重たいか、それを判定するために、アンケート調査のように見えるテストに答えて頂きます。また、現在の心の元気さが、絶好調の時を100点と考えると、何点くらいとかんじておられるのかを答えて頂きます。

この二つの方向からの分析により、なぜ凹んでしまったのか、凹みの程度はどのくらいなのかを判断し、その方にとって最善と思われる治療方法を考えます。どのような変化が患者さんの中で起こっているのかをご説明して、それを改善するには、どのような薬物による治療が必要なのかについて、ご提案します。

休職や休学など社会とのかかわりをどのようにするべきか患者さんとゆっくり相談して決めます。ご希望と必要性におうじて診断書等を発行します、ここまでが初診、2週間以内に再度来院されるようにお願いして、初診が終了します。



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About Me

こんにちは、腎臓・血圧内科を専門として医師の仕事を始めました。腎臓がとても悪くなると血液透析をしないと、生きていけません。血液透析とは機械を使って1回に3から4時間、週に3回から4回、血液をきれいにする治療です。これが始まると殆どすべての患者さんが、うつ病のような状態になられます。患者さんの心に触れないといけないと思い、精神科の勉強も始めました。心療内科・内科を開業して13年目になります。難しい専門用語をできるだけ使わずに、心療内科のお話をして行きたいと思います。

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