フランスより南は危険ですよという事情通の言葉を信じ、ドイツの学会に行ってきました。
ベルリンは平和そのもので、きちんと治安が守られているかのように感じました。
ところが、列車の中で刃物を振り回す事件の後に、無差別銃撃で何人もの方が亡くなると言った事件が起こり、ショックで言葉がありません。
安全では無く、単に運が良かっただけなのでしょうか。
学生時代からヨーロッパが好きで、何度も貧乏旅行を繰り返してきましたが、当時は本当に平和でした。
世界中から観光に訪れた大勢の学生が和気藹々と、ヨーロッパの名所を廻っていました。
予算が不足してきたら、夜汽車で眠って宿泊代金を浮かせる事は当たり前で、何の不安も感じることなく列車の中でぐっすり眠ったものです。
こんなことを言ってはいけないのかも知れませんが、ある時期からヨーロッパの大都市に暮す非白人系の人々が増えました。
例外はありますが、その多くがいわゆる3K労働に従事しています。
日本人より彫の深い彼らの顏からは、その内面性が透けてくるように感じます。
希望の持てないやるせない顔、自分は一生このような仕事しかできないのかと言った空しさと侘しさ。
私には彼らの内面がそのように感じられてなりません。
そのような暮らしの中で、狂信的な若者が増えることは何となく解るように感じます。
若いということは将来に夢を持つていることと、ほとんど同義です。
将来の夢が無ければ若さは暴発してしまうのではないでしょうか。
非白人系と言っても、全く対照的なのが、アフリカの新興国から留学しているエリート達です。
明治時代の国費留学生とでも対比できるのでしょうか、優秀さが見て取れるはっきりとした表情の中に、ヨーロッパの一流大学で学んだ知識を自分の国の役に立てると言う目的持っている、彼等の顏は希望で輝いています。
非白人系であること、それ自体が問題ではないと思います、やはり努力と献身の先に夢があるかが問題なのではないでしょうか。
中東の大きな範囲で、国境が無くなってしまいました。政府が国家をコントロールできません。
世界中で非難された独裁者たちが排除されたと言うのに、その後には行方の見えない殺し合いばかりが続いています。
大好きなトルコにも恐らく2度と行くことは出来ないでしょう。
厳しい状態にある病人たちを、今も多くの医師たちが懸命に支えています、1日でも1時間でも良い時間が長くなるよう、全力を尽くしています。
文字通り寝食を忘れて患者さんたちのために働いています。
命とはそのように尊い物だと確信しています。
元気な若者たちが殺し合い、何も知らずに過ごしている人たちにいきなり銃が発射される、このような事態が少しでも早く終わることを願っています。
でも、何をどうすれば良いのでしょう、何冊本を読んでみても何をネットで調べても判りません。
どこかに希望の光を見たいものです。
