心療内科医のひとりごと

専門用語を使わない心療内科のはなし


うつ病の再発防止

12月になりました、今年も大勢の患者さんが治療を卒業されました。
「良かったですね、これで卒業になります」と申し上げると、皆さん本当に素晴らしい笑顔を見せてくださいます。

なかには、「先生に会えなくなると不安だから、また来ても良いですか?」と仰る方も居られます。
もちろん、「必要なら、何時でもおいでください」とご返事いたします。

卒業される患者さんたちに、次のようなことを必ず申し上げます。

うつ病が再発しないように、これからお話しすることを覚えておいてください。

  1. 今回のうつが発症された経緯を良く覚えて居られると思います、辛い体験ですから、忘れる筈は無いでしょう。
  2. もしも、同じような状況に置かれたら、そのような状況を回避するよう頑張ってみてください。
    休暇を取り旅行に行く、信頼できる人に相談する、どんなことでも良いから、ご自分の心が軽くなるような工夫をしてください。
    うつ病にならないように、逃げ回ってみてください。
  3. それでも、やはりうつになりそうなら、早めに来院してください。

本当に大勢の方が “うつ病を卒業” されました、再発の治療をされている方は嬉しい事に3名しか居られません。

日本人が一番お酒を飲む時期ですね、二日酔いは気分を下向きに引っ張ります、どうぞご用心ください!



About Me

こんにちは、腎臓・血圧内科を専門として医師の仕事を始めました。腎臓がとても悪くなると血液透析をしないと、生きていけません。血液透析とは機械を使って1回に3から4時間、週に3回から4回、血液をきれいにする治療です。これが始まると殆どすべての患者さんが、うつ病のような状態になられます。患者さんの心に触れないといけないと思い、精神科の勉強も始めました。心療内科・内科を開業して13年目になります。難しい専門用語をできるだけ使わずに、心療内科のお話をして行きたいと思います。

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